〒659-0095 兵庫県芦屋市東芦屋町3番6-107号(阪急芦屋川駅徒歩3分・JR芦屋駅徒歩7分/提携駐車場有)
マイホーム購入時に住宅ローンを借りる方が大半だと思います。住宅ローン控除のメリットがかなり大きいので借りられるだけ借りることもトレンドになっています。ではいくら借りることができるのか、そのポイントになるのが返済比率という考え方です。このページでは返済比率について確認していきます。
返済比率とは年収に占める年間返済額の割合です。金融機関が定めた基準を超えると返済負担が重くなり、返済が滞るリスクが高まるとみなされて、融資が受けられなかったり、借入額を減らされたりします。ここでいう年収は税金が引かれる前の額面の年収になります。
代表的な固定金利型の住宅ローンであるフラット35の場合、年収に対する返済比率の条件は以下の表になります。
年収 | 400万円未満 | 400万円以上 |
---|---|---|
返済比率 | 30%まで | 35パーセントまで |
民間の住宅ローンの返済比率の基準の一例は以下の表になります。金融機関により様々であり細分化されています。
年収 | 100万円以上300万円未満 | 300万円以上450万円未満 | 450万円以上600万円未満 | 600万円以上 |
---|---|---|---|---|
返済比率 | 20%まで | 30%まで | 35%まで | 40%まで |
返済比率の計算式は以下のとおりになります。
返済比率=年間返済額÷年収×100
例えば年収500万円の場合、フラット35の基準で考えてみます。500万円ですので35%が基準になります。
500万円×35%=175万円
175万円が年間返済額の上限となります。
175万円÷12か月=145,800円が月額の返済額の上限となります。
ただし年間返済額には車のローンなど住宅ローン以外の返済分も含まれますので
それらがあれば、住宅ローンで借りることができる金額は下がります。
ローンの返済比率の計算には実際の適用金利ではなく、審査金利で審査されることを注意すべきです。
適用金利・・・実際に借入するときに適用される金利
審査金利・・・金融機関が審査する際に使用する金利のこと。
審査金利は適用金利よりも高めに設定されています。
将来金利が上昇した局面において高い金利でもローンが返済が可能かどうかを判断しています。
変動金利ですと現在適用金利は0.5%を下回るような超低金利ですが、審査金利は3%くらいが多いのではないかと思います。ただし金融機関によって違いますので一概には言えません。
以下の表で審査金利3%と仮定して計算してみます。
返済比率 | 年間返済上限金額 | 審査金利 | 借入可能上限 | |
---|---|---|---|---|
年収500万円 | 35% | 175万円 | 3% | 3788万円 |
適用金利で考えてしまう人がいらっしゃいますが、審査金利で計算すると借りられる額は少なくなります。
返済比率が35%だとしても35%いっぱいいっぱいまで借りることはおすすめしません。家庭の状況によっても違いますが、一般的に返済比率は25%以下までにとどめておくのが良いと言われています。
具体的には、500万円の年収で、25%の返済比率ですと年額125万円、月額10万4千円になります。適用金利0.5%だとするとおよそ4000万円の借入になります。月額10万円前後ですと今の家賃とあまり変わらず生活のイメージもしやすいと思います。
子供の進学や年齢による収入の変化などイベントに備えてライフプランを考えておくことが大事だと思います。ご自身で考えるのも大変ですのでファイナンシャルプランナーなどに相談するのも良いと思います。
借りられる額と無理なく返済できる額は全く違います。借りられるからといって無理な返済計画に基づく住宅ローンを組むことをおすすめしません。
晴丸株式会社にはファイナンシャルプランナーが在籍していますのでご相談者様にあわせた資金計画のご提案をいたします。晴丸株式会社は無理なく返済できることが可能な住宅ローンをおすすめしております。
晴丸株式会社にはファイナンシャルプランナーが在籍していますのでご相談者様に最適な資金計画のご提案が可能です。晴丸株式会社は無理なく返済できることが可能な住宅ローンをおすすめしております。