中古住宅購入の流れをご説明します
 

マンションなのか、戸建住宅なのか、エリア、予算などを不動産会社に相談します。何も決まっていなくてもご相談されて良いかと思います。ヒアリングさせていただきながら条件を絞っていくことも可能だからです。絶対に譲れないことがある場合は必ずお伝えください。

いくつか物件をご提示させていただきますので、その中から少しでも気になる物件をご案内いたします。即断しなくても結構です。１００点満点の物件はこの世にめったにありませんので何か妥協点を探すことが必要です。

いくら借入をすることが可能なのか、ローンの事前審査をすることによってはじめて分かります。購入したい物件と現実に借り入れることができる金額とのギャップが判明することが大事です。もし借入可能額が少ない場合、銀行を変更してみる、ご夫婦でペアローンにするなど対策を考えます。

物件が決まりましたら購入申し込みをします。この時にローンの事前審査が通っていないと買付の受理をしてもらえない、もしくは買付の順番を優先してもらえない可能性があります。（さきに買付をいれていても後日買付をいれた順位２番目の人に１番手をとられてしまう可能性があります。）売主さんによってはローンが通るかどうか分からない不安定な人をいつまでも待ってくれないことがあります。ですのでローンの事前審査は早めにしておくことが大事です。

契約に先立ちまして、宅地建物取引士から重要事項説明を行います。１時間以上かかることがありますが、非常に大切な説明がされますのでよくご確認するようにお願いします。手付金はこのタイミングでお支払いいただことになります。

契約が終わってから決済まで一か月以上期間があることが多いです。その間に住宅ローンを申し込みます。契約前に事前審査を通過させている銀行にしなければいけないわけではありません。比較検討してご自分にあった銀行を選ぶことが大事です。場所は融資を行う銀行の会議室で行われることが多いです。司法書士に本人確認などをしてもらい、融資実行し、その日に所有権移転登記を行います。